皮膚を健やかに保つための方法

スキンケアとは、ひと口で言えば皮膚の世話をすること。

皮膚はもともと　放っておいてもその役割を果たすように

作られていますから、美しい環境のもとでの健康的な生活の

中では、特別スキンケアをしなくても十分に機能するのです。

でも、実際は、もし肌のお手入れをしなかったら・・・と

考えると、ゾッとしますよね。　私たちをとりまく環境は、

ストレスや環境破壊など、皮膚にとってもかなり過酷な

状況といえるでしょう。大きな負担がかかっていることは

間違いありません。

大気汚染などによって、皮膚に付着する汚れの組成も量も

大変質が悪くなってきていますし、またオゾン層の破壊によって

紫外線の量も増大しています。　そして、私たちの肌は密閉

された環境のもとで、冷房や暖房の効いた湿度の低い場所で

つねに乾燥にさらされているのです。

このような環境において、皮膚が本来持っているセルフケアの

能力を高めるお手伝いをするのが「スキンケア」なんですね。　

皮膚は、

☆　身体を細菌などの外敵から守る

☆　体内の水分をキープする

☆　体温を一定に保つ

という、３つの大切な役割をもっています。スキンケアは、

メイクとは違って、皮膚を健やかに保つための方法であって、

高価な基礎化粧品を使うことやエステに通うということでは

ありません。逆に行き過ぎたお手入れや、誤った方法のために

かえって皮膚を傷めることにもなりかねません。　

正しいスキンケアとは、皮膚を清潔に保つこと、皮膚の乾燥を防ぐ

こと、紫外線から皮膚を守ること、たったこの３つだけなのです。